コラム

2020.05.20
吉形医師 健康

骨の健康を意識しましょう!

骨と健康のかかわり~生活習慣病・美容にも影響~

自粛生活で外出が減り、日光を浴びること歩くことが減ってしまうと心配なのが骨量の低下です。このような生活が長期化すると骨量低下による健康障害が心配されます。

とくにミドルエイジ以上の女性は女性ホルモン減少の影響で急激に骨密度が低下し骨粗鬆症となりやすく、男性でも高齢者の骨粗鬆症は近年増えており、男女とも骨折による寝たきりは健康寿命に大きく影響します。そして若い世代でもライフスタイルの変化から骨貯金が少ない傾向があります。

実は、骨は身体を支えるだけでなく、血管のしなやかさ、血糖をさげる力、腎臓の働きなど内臓の働きとも密接に関わっています。また美容の観点では顔の骨も減るため「たるみ、しわ」の原因となり「見た目の印象」に影響します。骨を健康に保つことは身体も見た目にも良いことばかりなのです。

食事で工夫を~私のお勧め、ビタミンD~

骨によい栄養素はカルシウムのイメージが強いですが、私は①ビタミンD、②カルシウム、③ビタミンK、の順番にお勧めします。日本人のビタミンDは多くが欠乏しており、ビタミンDが不足しているとカルシウムが骨に十分吸収されなくなるため、せっかくカルシウムを沢山摂取しても効率が悪くなってしまいます。

ビタミンDはどんな食材に含まれているか?魚類に豊富です。そしてきのこ類。きくらげやまいたけ、天日干ししたしいたけなどに多く含まれます。しかし圧倒的に魚を食べるのが効率的です。魚を1日1切れ食べる、ということを目安にしてみましょう。動脈硬化の予防にもつながります。

ビタミンDは骨だけでなく免疫力をあげる、筋力増強や転倒防止、などの作用もあります。私自身、ビタミンDを継続して摂取し、「骨活」と「免疫アップ」を意識して生活しています。

私がよく作るのは、鮭ときのこのホイル蒸しです。生鮭にお醤油と酒を少しふってお好みきのことバターをのせホイルでくるみフライパンで15分くらい蒸して出来上がり。お好みでポン酢をかけて。とても簡単でヘルシーですよ!

 

監修者プロフィール

吉形 玲美 (よしかた れみ)医師
医学博士/日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
専門分野:婦人科

1997年東京女子医科大学医学部卒業。東京女子医科大学病院産婦人科の臨床現場で、婦人科腫瘍手術をはじめ産婦人科一般診療を手掛けながら、女性医療・更年期医療のさまざまな臨床研究に携わる。2010年~2016年まで浜松町ハマサイトクリニック院長を務める。2020年6月からグランドハイメディック倶楽部 ハイメディック東京日本橋コース 倶楽部ドクターに就任。 女性医療情報メディアILACY(アイラシイ)でコラムも掲載中

コラム一覧へ
このコラムについて

当ページに掲載されている情報は、開示日及び発表日当時の情報です。
現在行われているサービスや最新情報とは異なる場合がございますので、予めご了承ください。